ナイアガラオンザレイク

ナイアガラ・オン・ザ・レイクは、
ナイアガラの滝からナイアガラ・パークウェイを
北へ車で30分ほど走った場所にある小さな町です。

ナイアガラ川に沿って
ナイアガラ・パークウェイを走る道中


ナイアガラ川がオンタリオ湖に注ぎ込む所

ナイアガラオンザレイク

ナイアガラオンザレイクは、カナダがイギリス植民地だった
時代の19世紀にアッパー・カナダ(今のオンタリオ州)の
首都がおかれた町です。
こじんまりとした町には今も当時の建物が残り、
昔ながらのイギリスの古き良き面影を伝えています。

町の中心部は3ブロックほどの面積。
メインストリートのクイーン・ストリートには
ショップが立ち並び、時計台はシンボル。







1800年代に建てられた古い家には
建てられた年を表す４桁の数字の
プレートが貼り付けられています。
このお宅は1830年に建てられたことが分かります。







オンタリオ湖
オンタリオ湖は五大湖の中で面積が最も少ないけれど、
それでも四国４県を合わせた広さとほぼ同じで
琵琶湖の24倍もあるそうです。
見渡す限り広がっていて、まるで海のよう。


1812年の米英戦争の際のアメリカ側の砦

プリンス・オブ・ウエールズ・ホテル



1864年創業のヴィクトリア朝様式のホテル。
ジョージ5世が皇太子時代に滞在したという
由緒と歴史のあるホテル。








このホテルでランチをしました。

ナイアガラオンザレイクの郊外


ウエイサイドチャペル
ギネスブックに載っている世界一小さな教会。
（間口２ｍ弱）




この一帯では一面のブドウ畑が続いています。
気候や土壌が良質のブドウ作りに最適で、
世界的に有名な高評価ワイン産地なのだそうです。
この辺りには約40か所のワイナリーが点在していて、
見学ツアーに参加するとテイスティングも
させてくれるそうです。


アイスワイン
ナイアガラオンザレイクは"アイスワイン"の産地として有名。
一般的なワインの場合ブドウの収穫期は10月頃ですが、
アイスワインは気温が零下8度にまで下がる12月以降の
早朝に手作業で摘み取らねばならず、その果汁量は
通常の8分の１ほどしか採れないのだそうです。
なので、とても高価です。お味は甘口のデザートワイン。
それはそれは美味しかったです。
元々はドイツで偶然発見された製造法ですが、
現在は気候風土が適したドイツ、オーストリア、カナダ
でしか製造されず、また、この三か国で製造されたもの
しかアイスワインを名乗ることは許されていません。

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