あちこち(２) 
ソウル
あちこち(２)
南大門市場
（ナンデムンシジャン）
南大門市場は東大門市場と並ぶソウル二大市場の一つで、
６００年の歴史を持つソウル最古の市場です。
ソウルの四大門の一つ「崇礼門（南大門）」を起点に、
約２千坪の面積のなかに１万軒以上の店舗がひしめき、
１７００種類以上の品目を取り扱っているそうです。
最も多いのが衣類で６割を占めるとか。
その他にアクセサリー、皮革製品、メガネ、
キムチや海苔、高麗人参、マツタケなどの韓国食材を
はじめとした食料品、日用品、食べ物屋など。
道の両側に軒を連ねる店舗のほかに、
往来の真ん中に置いた売り台に商品を積みあげて
商いをしている商売人も多いです。
車が、人と商品でごった返している道路を掻き分けるようにして通行
しているのを見ると、ビックリしてしまいます。
へええ～っ安い((ё_ё)！
ブランド品（？）も所狭しと並んでいます(ﾉ＾∇＾)ﾉ
この時期ならではのマツタケも！
食べ物屋さんも、店舗あり、路上の屋台あり、さまざまな店があちこちに。
活気と楽しさにあふれていました。
熱気に押されたか(*^.^*) 結局 商品は何も買わなかったのですが、
昼食は南大門市場でとりました(^Q^)
ソウルの地下鉄
今回の旅行でも、何もかもリーダーのHさんにお任せ、実にお気楽な旅でした（＾⊆＾）
ソウルでの移動は地下鉄を利用しました。
ソウルではたくさんの地下鉄路線があるようですが、
そのチケット購入も、乗り換えも、全てリーダー任せで
我関せずの私でしたが、そんな私にも、
ソウル地下鉄のハイテクシステムはまさに驚嘆でした。
子ども達が大きなパネルの前で何やら熱心に操作をしていました。
なんとそれは、電子案内板だったのです。
【digital view】 と書かれていて、駅構内のあちこちにあります。
我々の仲間もやってみました。
駅周辺の地図や情報をタッチパネル式の検索で知ることができます。
まるでグーグルアースで見ているみたいに、地上の地図や航空写真、
ロードビューで、お店やレストランなども表示されます。
地下鉄構内に居ながらにして前もって目的地の情報を得て、
外へ出てゆくことが出来るのです。
それにしても、さすがはコンピューター大国！
子ども達も自由自在にデジタル端末を操っていました。
駅構内にはまた、防毒マスクも 
置かれていました。敵対国やテロリストが有毒ガスを使用する場合を
想定しているのでしょう。
右上の写真のオレンジ色のカードは、“再利用式のカード乗車券”です。
２００９年からソウルの地下鉄に導入されたもので、
公共交通機関では世界で初めて運用されたのだそうです。
従来の紙の切符を廃止し、リサイクル可能なプラスチック製カードの使用により
森林資源の保護とコスト削減を図るのが目的だとのこと。
でも、このカード、理念はいいのですが、利用するにはけっこう面倒です。
自動券売機で行き先の駅名を選びお金を入れると、従来の紙の切符にかわって
このプラスチック製のオレンジ色のカードが出てきます。
これを改札に通し、目的駅で下車したらカードは返却するという仕組みです。
但し、返却してもらえなかったら意味がないので、必ず返却させる為に
券売機で切符を購入する時点で、運賃にカード保証金５００ウォンを
プラスした金額を支払う仕組みになっています。
目的地に着きカードで改札を出た後、「保証金返却機」にカードを入れると
５００ウォンが戻ってきます。
これが、一回ごとに券売機で買う「１回式交通カード」システムです。
１枚ずつ券売機で買わねばならないので、今回のように８人もの大人数だと
買うのも大変です（券売機の台数も少ないし）。
韓国人も年配の人は戸惑っているみたいで、我らがリーダーHさんが逆に
韓国人のシニア女性に買い方を教えてあげていました(ﾉ＾∇＾)ﾉ
また、ホームでは、日本ではまだあまり普及していない
線路への転落事故防止に役立つ「ホーム可動柵」が設けられていました。
街角で見掛けた風景です
「韓日強制併合１００年」
というポスターも
目に飛び込んできました、、
韓国の大企業
「現代（ヒュンダイ）」の本社
名前は分からないのだけど、
蔦の絡まる美術館
誰かさんの姿も(＾＾ヾ 、、、（明洞附近） 
これは明洞近くの
ハナ銀行の前に置かれたオブジェですが、見た途端、何かに似ている～と思いました。
それもその筈!!(^Q^)/^ 前年に訪れた慶州の瞻星台を模したものでした。
（瞻星台は、新羅の善徳女王が作った天文台です）
現代のアーティストによって作られた瞻星台は、車のヘッドライトを使っていました。
ソウルのメインストリート、太平路、世宗路界隈の夕暮れ
韓国紅葉旅行記はこれで終わりです。
韓国の歴史の古さ、文化の奥深さを更に実感し、
韓国の良さ、自然の美しさを知ることができました。
韓国の尽きせぬ魅力に触れるために、いつかまた再訪してみたいものです。
今回も、リーダーのHさんや、ご同行の皆さまのお蔭で
とても楽しい旅をすることができました。
ありがとうございました！
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