クイーン・エリザベス号の船内あれこれ　

ローマ郊外、チビタヴェッキア港に停泊中のクィーン・エリザベス号
いよいよ乗船です♪

今のクイーンエリザベス号は2010年10月に就航した3代目の船です。
総トン数：90,900トン
全長：２９４ｍ
高さ：56．6ｍ
デッキ数：12層
乗客定員：2,068名
乗組員数：1,005名
船主：キュナード社(英国領キュナードの船籍)




↑1階から３階まで三層吹き抜けのグランドロビー↓




２階と３階吹き抜けのブリタニアレストラン



２階にカジノ、３階にロイヤルアーケード(ショッピング街)が見えています
タックスフリーのため、お店は航行中だけオープンされ、
停泊中はクローズされています



２階のクイーンズルーム



３階のアートギャラリー
作品は時々取り替えられ、展示即売されています

一番上の写真のアーチ型のガラス天井を持つ「ザ・ガーデンラウンジ」は
初代のクィーンエリザベス号から名前を受け継いでいて、
イギリスのキュー・ガーデンにある「グラス・ハウス」をイメージして
デザインされたものだそうです
広々としたラウンジはドアを開けるとそのままプールのほうに通じています

思い思いに寛ぐ人達
バーやパブも、格調ある落ち着いたもの、気楽な感じのものなど、
様々なスタイルが



2階と3階と螺旋階段で結ばれた図書室
6000冊以上の蔵書があり、日本語の書籍も少し置かれていました



　　左：若き日のエリザベス女王の胸像　　　中央：最近の女王の肖像画　　右：船に代々受け継がれてきたシップベル



チャーチルズ・シガー・ラウンジ

シガー(葉巻)を愛し、葉巻といえばチャーチル、チャーチルといえば葉巻
と言われたチャーチル元英国首相
クイーンエリザベス号の顧客でもあり、喫煙室は彼の名を戴いています
第二次世界大戦時の首相であったウィンストン・チャーチルは
ナチスに対して断固戦った人物として英国民から敬愛されたと言います
そのようなエピソードを表す写真とともに、チャーチルが好んだとおぼしき
古い葉巻の数々が展示されていました






クイーンエリザベス号が寄港した地の記念プレートが
ずらりと掲示されているコーナーがあり、
これは日本の寄港地のものです



9階にあるリドレストランは
ほぼ24時間営業、ビュッフェスタイルのカジュアルなレストランです
朝食と昼食はほとんどここでとりました
（この写真は、ご同行のKさんが撮られたものを了解を得て拝借しました）

英語の船内新聞が毎晩各客室に配られます
翌日のスケジュール（食事時間、船内イベント、施設の営業時間など）や
ドレスコード、寄港地情報、観光や乗下船情報などの
インフォメーションが網羅されています


英語が分からなくても大丈夫です(⌒O⌒)
船にはキュナード社の日本人乗務員も乗船していて、
日本語の船内新聞も部屋に配ってくれます（右側の写真）
更に、旅行社の添乗員も独自の予定表を作って配ってくれます（左下の写真）
文字通り大船に乗った気持ちです♪



クルーズカード（IDカード）
これは乗客のデータが入力された IDカードです
大事な身分証明カードです
寄港地での乗下船の際には必ず提示しなければなりません
本人確認の写真データも入っています
客室のルームキーにもなります
船内の支払いが可能なクレジットカード機能もあります
クルーズ中の大切な必携カードでした

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