船内あれこれ その２

舞踏会


舞踏会の開かれるクイーンズルームは中央部分にダンスフロアのある
2層吹き抜けのボールルーム(舞踏室)です


夜はオーケストラの生演奏でダンスパーティーが開かれます


この日の舞踏会は、ヴェネチア入港に因んで
“ベニスの仮面舞踏会”と銘打たれていました

ロイヤル・コート・シアターでのエンターテインメント


ロイヤル・コート・シアターは3層吹き抜け、830人収容の大劇場です
青と金色を基調にしたエレガントで格調のある
本格的な劇場で、ボックス席も備えています
昼間もオープンされているのでラフな格好で立ち寄ったり出来ますが、
夜は改まった装いでの鑑賞になります


夜には、歌、ダンス、マジックなど様々なショーが繰り広げられます
いつも満員で、少し遅く行くと席が無くなってしまいます
ボックス15番はエリザベス女王が座られたボックスだそうです

昼間はラフな格好でいいのですが、夕方6時以降は
フォーマルかインフォーマル、きちんとした服装が求められます
私達のクルーズ中はフォーマルの夜が4日、インフォーマルの夜が10日でした
フォーマルの日はテーマが決められている夜もあり、
例えば “black & white” というテーマだと
白い上着に黒のロングスカートという装いにしてみたりとか…

船上での過ごし方は実に多彩


スポーツジムあり、スパ＆フィットネスあり、美容室あり、エステあり、
トップデッキには屋根付きのゲームデッキがありミニゴルフやテニス、クリケットなどを
楽しんでいました
ダーツゲームもしょっちゅう行われていたようですが、私は見落としてしまいました

プールは９階の船首部分(上の写真)と、船尾部分(下の写真)の２ヶ所に








毎日毎日、客とスタッフあわせて３０００人の食事を賄う厨房






クイーンエリザベス号では客室のカテゴリーによって利用できるメインダイニングが
定められていて、上級船室宿泊者専用のダイニングへは
たとえ家族・友人・添乗員であっても立ち入ることはできません
大多数を占める我々一般船室の船客のメインダイニングは
2・3階吹き抜けのブリタニアレストランです

メインダイニング以外の様々なレストランは誰でも利用できます


＊組み写真の上：2階にあるフランス料理レストラン “ザ・ベランダ ”
＊組み写真の下：9階のビュッフェスタイルのリドレストランでは
一部を仕切って午後6時からは
日替わりのテーマレストランになります
＊
どちらも予約制有料
“ザ・ベランダ”へは旅行社からの招待でランチを、
日替わりアジアンテイスト・レストラン“ジャスミン”へは
インド料理を味わいに



アフタヌーンティー
夜は舞踏会が催されるクイーンズルームは
昼間の午後は弦楽四重奏やハープの生演奏をバックに
英国式アフタヌーンティーの場になります




私達の旅行社・Ｎトラベルは様々な心配りをしてくれましたが、
こんな「おもてなし」も♪
ある日は日本茶と和菓子のお茶会、ある日はにゅう麺の軽食、
ある日はハープのＢＧＭで紅茶とクッキーのティータイム



まさに 【動くホテル】

居心地の良いホテルに14連泊、
そのホテルが寝ている間に次の目的地に移動、
これこそがクルーズの醍醐味だと実感しました

連日快晴に恵まれ、寄港地では汗だくの観光でしたが、
船に戻って船室に飛び込めば、そこはまさにホッと落ち着く我が家！


メインダイニングのブリタニア・レストランでは
夜のディナーはきちんとした服装ですが、朝食や昼食は気楽な格好でＯＫ
でも、けっこう船上生活は忙しくて、ディナー以外に
ゆっくりメインダイニングで食事をしたのは数えるほどしかありませんでした
朝食も昼食もたいていは９Ｆのビュッフェレストランで
＊
旅に出る前は、クルーズはゆったりとして時間もたっぷりあると
イメージしていました
でも実際はけっこう忙しかった、、、
ベランダでのんびり読書をと思って本も持ち込んだのに、
全然読めませんでした、、、
＊
それでも、居ながらにして美しい朝陽・夕陽を日々眺められる贅沢！
＊
クイーンエリザベスのスタッフ、特に船室係が素晴らしかった
いつも誠実で温かい雰囲気に心和みました
ベッドメイキングも1日に２回されて、いつも清潔感あふれていました
＊
クイーンエリザベス号の旅を終えて下船するときは
とってもお名残り惜しい気がしたものでした
*
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