内部に入ると、とても清らかで明るい教会だった。

テンビーの街のどこからも教会の尖塔が見える。
自由時間に行ってみた。

～～　ナショナルトラストのプロパティ　～～

チューダー朝時代の商人の館

街には瀟洒なパステルカラーの建物も多い。
写真の左奥の岬の丘の上には、中世のテンビー城跡があるとのこと。

テンビーはウェールズの南西部に位置する港町。
中世にはノルマン人が防衛と交易の拠点として栄えたが、
17世紀、市民革命戦争では王統派に属して破れ、以後衰退した。
その後、18世紀後半からは産業革命によって富裕になったブルジョワジー達が
別荘を建て海水浴を楽しんだのをきっかけに、一大リゾート地として生まれ変わる。

テンビー

路地では、港町のリゾート地らしい雰囲気を醸し出している。

教会の裏手に廻ると、そこもまた優しさや穏やかさに満ちていた。

セント・メアリー教会

テンビーが交易港として栄えた15世紀に
建てられた3階建ての商館。
内部はチューダー期の生活様式を再現している。
煙突はこの地方特有の丸い形。