雪 岳 山
(ソラクサン)
雪岳山というのは一つの山の名前ではなく、
広大な山域にあるいくつもの峰々の集まった山域全体を称して
雪岳山と呼びます。
韓国の東北部に位置し、最高峰は標高1708mの大青峰。
前日宿泊した洛山から
東海(トンヘ)の海岸沿いに北上し、
港町の束草(ソクチョ)から
雪岳山系に向かいます。
この日はウィークデーの金曜日でしたが、
それでも紅葉シーズンということで
観光客、登山客が押し寄せ
道路は大渋滞。
私達も大型タクシーを降りて
歩くことにしました。
雪岳山国立公園の入り口。
雪岳山の観光と登山の入り口でもあります。
権金城という峰に上るロープウェイの順番待ちに長い時間がかかるので、
その間、附近を散策したり昼食をとりながら待つことに。
新興寺(シンフンサ)
西暦652年(新羅真徳(チンドク)女王6年)創建の古刹。
現在の建物は李氏朝鮮時代のもの。
青銅座仏
付近一帯は公園になっていて、老若男女が楽しんでいました。
公園内の食堂で昼食をとりました。
下の写真は、ポピュラーな韓国料理の「チヂミ」ですが、
上の写真のは、私は初めてでした。
コンニャクのように見えますが、
ドングリの粉をゼリー状にしたものです。
メニューには、ハングルとともに英語の説明があり
Acorn jelly mixed vegetables spicy salad
と書いてありました。
確かに、野菜がふんだんに乗っていて、
辛さと酸味のあるドレッシングがかけてありました。
ドングリゼリーには少し苦味がありました。
帰国してから調べてみると、「トトリムク」というそうで、
「トトリ」はドングリ、「ムク」は澱粉を煮固めた食べ物をさすのだそうです。
ロープウェイの順番の時間になったので、権金城という岩山に上ります。
権金城では思いも寄らない経験をすることになりますが、
長くなるのでページを改めます。
次のページへ