コンウィから「スランヴァイルプール・・・・・・・・」（・・・・・・・・の意味は下の写真で説明）へ。
この季節、至る所でエニシダが咲いている。
城の街コンウィとその周辺
コンウィの波止場に面する城壁に食い込むようにしてあるのが、
イギリスで一番小さな家
高さ３㍍、間口1.8㍍の2階建てで、１階が台所兼居間、２階が寝室。
最後の住人は身長１８０センチの漁師さんで、部屋の天井が低いため、
きちんと背筋を伸ばして立つことができなかったといい、
ギネスブックにも載っているとのこと(^O^)
城壁の一方は海に面していて、カモメが飛びかっている。
アバーコンウィ・ハウス
（ナショナルトラストのプロパティ）
エドワード１世は短期間に要塞都市コンウィを造り上げ、
城壁に護られた町中に商人を呼び寄せて商いをさせた。
アバーコンウィ・ハウスはそうした１４世紀の商人の家で、
コンウィで一番古い民家。１９世紀にホテルとして利用されたが
ナショナルトラストによってもとの姿に復元された。
３階建ての各階には、各時代の家具や民具が展示されている。
城壁の幅は１．６㍍。
断崖に建つ塔からの眺めは絶景とのことだが
今回はそこまでは行かれなかった。
コンウィの吊り橋
（ナショナルトラストのプロパティ）
城からコンウィ川の対岸にのびる吊り橋。完成は１８２６年だが、その当時の鎖が
今も使われている。デザイン的にも、城との調和を考えて建設され
城の景観の一部として溶け込んでいる。
吊り橋としては先駆的な存在とのこと。
ボドゥナント・ガーデンからコンウィの町へ向かう
Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch駅
「スランヴァイルプールグウィンゲルゴウゲールウクウィルンドロブ
ウーリスランダスイリオゴゴゴッホ」
と読み、ウェールズ語で書かれているこの駅名の意味は
「赤い洞窟の聖ティシリオ教会のそばの激しい渦巻きの近くの
白いハシバミの森の泉のほとりにある聖マリア教会」だそうです。
５８文字あるとのことで、世界一長い駅名なんだそうです。
ただこれを見るためだけにコンウィからやって来たのですが、
「イギリスで一番小さな家」だの「世界で一番長い駅名」だの、
コンウィ周辺には話題性のあるものが多いのですねえ (ﾉ＾∇＾)ﾉ
イングランド王のエドワード１世は北ウェールズ征服のために、
１３世紀、北ウェールズに「アイアン・リング」と呼ばれる８つの城を築いた。
その一つが、イギリスきっての堅固な城とも言われる、ここコンウィ城。
断崖に囲まれた高台にたつ城は２２の塔と３つの城門を持ち、
全長１．２㎞の城壁に囲まれて、コンウィ川と海を眼下に見下ろす。
（世界遺産に認定されている）
