豪快な滝二か所

セリャランスフォス滝

ホテルランガを後にして向かったのは、
前日に観光する予定だったのに嵐で行けなかった場所のうち
一か所だけ、セリャランスフォス滝の観光へと。

バスの行く手に滝の姿が見えてきました。
セリャランスフォス滝です。

セリャランスフォス滝は、アイスランド南部、セーリャランスアゥ川から流れ落ちる
最大落差60mほどの滝。
滝の裏側に小道があり、滝壺の裏側がくり抜かれた洞窟のようになっている
ということで、滝の裏側から豪快な滝の流れ落ちる様子や、
その向こう側の空や海まで見えるのだそうです。
冬は危険でダメだけれど、夏ならば素晴らしい体験が
できることでしょうね。
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いわゆる「裏見の滝」ですが、
以前、ノルウェーのフィヨルド地帯で見たことがあります。
http://yuuhis.travel.coocan.jp/hokuou.hp/fjord-2.htm

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次なる観光、グルフォス滝に向かいます。

グルフォス(グトルフォス)滝

「黄金の滝」を意味するグルフォス(グトルフォス)滝は
陽の光を浴びると黄金色に輝くことから名前がついたと言います。
(私達が行った日は風雪で金色の滝は見られませんでしたけれど、
Webで見てみると実に美しくて、こんなのを見てみたかった！と思いました)
この滝はラングヨークトル氷河から流れ出たクヴィートアゥ川が流れ落ちて
いるものです。(クヴィートアゥ川といえば、3日目に見たフロインフォッサルの滝が
流れ落ちていた川もクヴィートアゥ川でしたが、ここはその下流なのでしょうね。)
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滝は二段の滝になっていて、最大幅は約70m、
落差は1段目で11m、2段目で21mあり、アイスランド随一の規模のようです。
水量も豊かで、夏季で毎秒140㎥、冬季で80㎥あるといいます。
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この素晴らしい滝も、皮肉な事にこの豊かな水量ゆえに
20世紀初頭に存続の危機に直面しました。
イギリス企業がこの滝を買い占め水力発電所の建設を計画し、
アイスランド政府も合意しました。
この計画に、近くに住むシグリットという名の少女が反対し、
もし建設が断行されれば自分はこの滝に身を投じると訴えた
ことにより、企業も計画を断念、滝は守られたということです。

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先ずは滝の全体を見渡すことのできる、上の展望台へ。

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次は階段を下りて、下の展望台へ行きます。

滝壺のすぐ近くの岩場まで遊歩道があり、滝を間近に見ることができる
そうですが、冬期は危険なため行くことができず、柵の内側からの見物です。

一段目の滝は、段々畑みたいに水が流れ落ちています。

続いて、二段目の滝です。

二段目の滝は川の流れと直角になったクレバスに流れ落ちています。
クレバスの幅は20mで、
ここから先、クヴィートアゥ川は長さ２．５ｋｍの渓谷となって流れていきます。

滝の動画はここをクリックしてください。
（ここに挙げたのは上の展望台からの動画です。
下の展望台では風雪がますます強まり動画を撮ることが出来ませんでした。）

下の展望台から、上の展望台を見上げたところです。

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