ソウル−１
昌 徳 宮
昌徳宮には2010年秋にも訪れていて、今回は2回目です。
詳しくはその時の旅行記にあります。
http://yuuhis.travel.coocan.jp/korea-kouyouhp/koreakouyou7-syoutokukyuu-1.html
仁政殿は昌徳宮の正殿で、国の重要行事などが執り行われる所であり、
仁政殿の前の広場には文武百官が居並びました。
今回は朝一番に行ったので観光客の姿がほとんど無く、
より広く感じられました。
重々しくも華麗な王座を眺めていると
歴史もの韓国ドラマの世界を垣間見るような気がしてきます。
折しもNHKで放映中の韓ドラに出てくる若き王さま。
ここに散りばめた王さまの写真は
帰途の金浦空港で買ったチョコレートのパッケージです (=⌒〇⌒=)
仁政殿は最もオフィシャルな場所ですが、そこから離れるにつれて
王家のプライベート空間へと移ってゆきます。
王妃のベッド
前回訪れた時にはウッカリしていて、気を付けて見ることを忘れてしまっていた水辣間(スラッカン)。
多分ここではないかしら？（次回行くときには、もう少し先まで進んで探索しなければ…）
韓国ドラマ「宮廷女官チャングム」の舞台の一つだった王宮の台所。
昔のオンドル
高くなった床下にあるオンドルを温める焚き口。
ここで薪を焚いて、二重になった床下全体に暖かい煙を
行き渡らせると建物全体の各部屋が暖まります。
オンドルの焚口で焚いた薪の煙は、建物全体を巡って部屋を暖めた後、
敷地の端にある煙突を通って出てゆく構造になっています。
王宮の建物の色彩は朱色、緑色、青色と実に美しく華やかです。
ただ、いつも思うのですが、韓国の場合はその華麗な色彩とともに
落ち着いた色合いもまた同時に存在しているのです。
素朴で鄙びてさえいると思えるほどなのですが、
それでいて洗練されていて典雅です。
華麗な色彩との調和も実に見事です。
いつも素敵だなぁと感じます。
駆け足の昌徳宮観光でした。
前回は紅葉の時期でしたけれど、今回は初夏の昌徳宮です。
季節の花々も美しく咲いていました。
右下の花は多分「オオヤマレンゲ」ではないかと思いました。
一度見てみたいと思っていた花なのです。
